宮崎県川南町で獣医さんが育てる放牧豚“放牧うどんもトン”のネット販売をしています。

放牧うどんもトン

放牧畜産の難しさ(法律的に!)

2020/05/22

以前より放牧畜産はこれからの畜産の重要なカギとなると考えております。その理由として、「高齢化に伴う労働の削減」「薬剤使用をなくすあるいは減らすより安全な食物の提供」「農家の労働時間削減」等々多くの畜産を取り巻く諸問題が解決されると考えるからです。一方で、家畜伝染病がいつどこから流行するとも限りません。昨今の豚コレラ(今は豚熱というようですが!)の蔓延がありますが、これらを考えるとより厳しい飼養衛生管理基準を設けられるのも納得できます。しかしながら、現場を知らない人たちによって作られる法律は万能ではなく、家畜は畜舎で密閉して飼育するものという考えで策定された法律では放牧畜産には対応が難しい部分があります。今回の改正では私の行っている放牧豚は基準を順守することが難しいようです。
残り1頭おりますが、これを出荷したらいったん放牧豚事業を休止することとしました。その間に、放牧地を十分に休ませ、法律をよく理解し対応が可能と判断できれば再開できるでしょう。
本当に安全で安心できる食肉は何重にも厳重に囲って外界と遮断したり飽食したり薬を与えて育てるものではなく、放し飼いで自身の抵抗力で育っていく環境を作ってあげることができるかだと思います。

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