


当農場は宮崎県のほぼ中心部に位置し自然豊かな尾鈴山の麓にあります。
農場のある「鵜戸の本(うどのもと)」という地区は地元の方から「うどんもと」と呼ばれ親しみのある地域です。「放牧うどんもトン」はそれに由来したものです。
「農場」といっても正確には「耕作放棄地」です。日本の現代農業は、後継者不足、少子高齢化による農畜産物消費の減少、さらに政府の農業政策によるTPP参加や小作を切り捨て大規模化せよの号令のもと益々農業者人口が低迷しています。
このことにより条件の悪い土地や後継者のいない土地は耕作放棄地と化してしまいます。ここまで読むと「農業はお先真っ暗」と思ってしまいます。そんなことはないんです。視点を変えればこれほど面白い職業はなく努力と工夫次第なのです。
とは言っても、楽ではない「農業」だと思いますが、気楽に自然の摂理に基づき自然と時の流れに任せ楽しい“楽農”を実践すべく立ち上げました。